<何じゃこれ?14/又々蜂の巣/トックリバチ>
これは「ミカドトックリバチ/ドロバチ亜科」の巣、たまに見かけます。 素焼きの 壷みたいで、小さくてマッチ棒の1/3ほ ど。「この中に1つの卵と餌となる仮死の青虫が居る様です。 親蜂は卵を産み餌を備え巣に蓋をして・・」また次の巣を作 り ます。こうして親蜂は秋には短い天命を終え土に 帰るのでしょう。(田通2009既報)
巣は目立ちます。天敵は巣の中に餌がある事を知っていて殻を破って襲う様です。でも残る巣はあります。生物界は互いに食い食われる関係にあり (=食物網)、それで「多様性 」が保たれています。ドロの巣は通気・保温性があり冬も快適なのでしょう。巣の中 は卵と餌との二つの部屋に仕切ら れ 、狭い巣の中で孵化し餌を食べ羽化 した子蜂は、春にはトックリの口を破って飛び発つのだそうです 。
驚くべきことは、親蜂は顔を見る事もない子蜂の為に餌を用意 し、子蜂は親の教えもなく自然の中で生を全うし、親と同じ様に巣を作り子孫を残す。 蜂や蝶に限らず自然の仕組みは「凄い」と感じざるを得ません。ハチ目は、 5千万~1億年前から生き続けているそうです。
(写真は、 8/15 撮影、 我家の玄関脇で。ネット検索参照)
<ことばあそび ・・/支離滅裂76>
二人とも オリンパス貼って 加齢臭 (サロンパスでしょ)
レグウオーマ 夏だというのに 離せない (就寝のとも)
ツクツクボ~シ ふた声三声 秋風情 (8月23日)