前 次 最新 一覧
文/植木 務(大島村田麦地区在住)

[2002年1月1日]

<謹賀新年020101>
 謹賀新年 皆様お健やかに新春をお迎えの事と存じます。
 昨年も当地森林組合の山菜工場で勤めさせて貰いました。
休日は折合がつく限りパソコン教室や自然観察会に通い時には裏山散歩、庭いじりなどを楽しんでおります。
 家内は家事の他、家庭菜園や花造りに精魂を傾け、夕遅く迄頑張っています。写真の趣味も衰えず先の文化祭には十点を越える展示をさせて頂きました。又ダンスの会にも参加しており、村の敬老会や部落の秋祭りにも会員と共に披露させて貰いました。
 世界テロには賛同しません。「震災」体験に鑑み、テロ被災米の憤りも理解出来ます。が先進国側にも富者の驕りが見え隠れし、微妙な問題と思います。背後には世界の二極化傾向、人口増大、水食糧危機、自然破壊、資源枯渇・・の問題もあります。
 「沈める者の向上」なくして共生の世紀はあり得ません。
正義、真理、愛とは何か。歴史のうねりを思い、経綸主の「静かなる細き声」に耳を傾けていきたいと思います。
 年頭に当たり、皆様方の新年のご多幸をお祈りいたします。

 二〇〇二年 元旦
 植木 務

<元朝好天>
 元日の朝、薄日がさしています。段々晴れてきました。
いつもより遅い朝食が出来るまで、外に出てガレージ前の除雪をしました。
昨夜は殆ど降らなかったものの、昨日の大晦日、昼間は降り続きました。
その為今朝は早くから村のブル、ロータリー、圧雪車も除雪作業をしています。
 今日の午後、芦屋の次男夫婦が孫を連れて来る予定です。
雪ほげのあと、孫の為の小さな「ソリ」に家内と二人で跨り、童心に還って道路斜面を滑降。ヒャー、意外に良く滑ります。試乗テストOK。さてこれから我が家の庭にも「ソリ用のゲレンデ」を掘ってやらなくちゃ。

<ゴールデン ミスト>
 低温の為、空気中の水分が析出して凍おり、霧の様になる現象を云うのだと思います。過日田麦でも「ゴールデン ミスト?」が見られました。でもこちらのは少し違います。
 冷えた夜、木々の枝に積もった雪が、翌朝、上がりかけた朝日の光の温もりを浴び、アトランダムに融け落ちる時、下の枝に当たったりして、雪の中のまだ冷え切っている部分が粉雪となり、霧の如くに風に漂います。
 この粉雪に朝日が当たり、舞い様によりキラキラと光ります。正に「ゴールデン ミスト」。近景から遠景を見透かせば淡い光の坩堝です。
 「綺麗だなー」、と思わず玄関から外に出、冷気に浸りながら、たまさかの朝日と粉雪の饗宴を楽しみました。

前 次 最新 一覧