[2002年3月3日]
<雪のしわ>
山や畑に積もった雪は、真冬時は「こんもり、ふっくら」としています。
それが「寒」を過ぎ、次第に日も高く昼も長くなるに従い、雪嵩の「しただまり」も目立つようになりました。
地肌の温もりや、うわべをなでる風の流れのむらのせいか、嵩の減り方にも部分差があり、それが表面の「しわ(皺)」になって現れてきます。
かつてやわらかく丸みを帯びていた雪肌が、このところ多少硬めで、筋状にデコボコ気味になってきました。「春」間近を想わせる雪景色です。
<春鳥一番>
小鳥が囀り始めました。
今年の初聞きは、「3/1 カワラヒワ」でした。やや大きめの小鳥で、褐色の体に一部黄色が映えます。
こちらで「ビー」と鳴くと、向こうの木から別のが「ビー」と応えます。
ゆったりとしたテンポで繰り返しています。