[2007年1月24日]
<ご挨拶>
皆様お変わりございませんでしょうか。
去年は小生も、それなりのしのぎに追われる年でした。今年も宜しくお力添え下さいますように、お願い申し上げます。
<田麦の賽の神・火祭りドント焼き>
当地の旧正月の代表的な行事といえば「賽の神」です。
五穀豊穣、家内安全、無病息災などを祈念して集落総出でドントの塔を造りあげました。各戸がワラ3束を供出して、女衆が飾り縄を撚り、男衆は山からブナと竹を切り出し芯柱にして立て、杉っ葉や笹やワラなどで肉付けをします。
集まった46人の協働作業で、朝8時半から2時間ほどで見事に完成しました。
夜の6時半、竹林寺さんの読経につぎ年男年女が点火します。着火すると塔全体が真っ赤な火のかたまりに燃え上がり、煙と火の粉が高く舞い上がります。
門松の竹筒からのお神酒をもらい、持参の竹竿の先で餅やスルメをあぶって、夫々が新年の無事を祈りました。
<暖冬で助かっています>
今のところ積雪は70cm。多くても300cm位なら何とか暮らせそうです。
去年の今頃は400cmを超え家の軒下は2階の窓まで届く積雪量でした。
こんな豪雪が何年も続くのなら、田麦再脱出も検討課題かなと、チラリ頭をかすめました。
田麦は11回目の転居の地です。「良い広い地、乳と蜜の流れる地(聖書・出エジプト記3−8)」と信じています。根無し草がやっと根を下ろせた「終の棲家」と思っています。地球温暖化、豪雪、暖冬、強風、豪雨、異常気象、・・・ 自分で自分の首を絞めているのでしょうか。