前 次 最新 一覧
文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2010年10月1日]

<背中線異常/トノサマガエル(アカガエル科)/温暖化のせい?>
 背中の真ん中に鼻先から尻まで一本の黄色っぽい線があるのが、殿様蛙の特徴ですが、真直ぐでないのを家の池で発見。まさか温暖化とは関係ないでしょうが。それにしても今夏は小動物たちの変った姿や生態を幾つか見ました。因みに殿様蛙は全国にいても関東から仙台迄はおらず、また泳ぎながら鳴いたり他の蛙やヘビも捕食するとのことです。
(写真は、背中線 グニャグニャ 蛙)

 

<当方・見聞録 10/「地域の宝探し」= 板倉区・編 ほか>
 地元密着のこういうツアーがあります。今回のテーマは「秋の板倉区・歴史探訪」。コース: 蓑冠城跡= 山寺薬師= 延命清水= 地すべり資料館=ゑしんの里= 岩の原葡萄園。(私は所用あり欠席)
 当地は史的に上杉家の版図中、また親鸞・良寛のゆかりの地や逸話も多く、明治の川上善兵衛は豪雪寒害に苦しむ農民のため殖産興業に家財を投打ち、「日本 ワイン葡萄の父」と云われる人です。
 更に新潟県は地質的に屈指の地すべり地帯。明治35年 粟立山(1194m/妙高市)崩壊が起り、土石流で約30戸が全壊流失した大惨事の史実があります。今ここにある18基の堰堤の多くは文科省・登録有形文化財に登録され、文化的景観をもつ「県・砂防公園」となっています。
(雪だるま財団のパンフ などを参照)

 

前 次 最新 一覧