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文/植木 務(大島村田麦地区在住)

[2003年07月06日]

<サシバ>
 「差し歯」でもなく「入れ歯」でもありません。鳥の名前です。 私が自分で名を「特定」できた鳥です。ワシタカ類。「トビ」より小さく褐色気味。 尾は扇型で数本の黒帯あり。時々羽ばたき、帆翔時の両翼は水平。 声は「ピックイー」。図鑑どうりでした。ほぼ毎日お目に掛ります。 因みに、「トビ」は、ワシタカ類で「唯一」尾の真中が凹んでいる鳥です。

<茶色い兎>
 昼間、家近くをウオーキング中くねった道を曲がると、少し先に「兎」を発見。 夏毛で痩せています。背を立てて向こうを見ています。一瞬「彼女」は私に気付き ビクッとしました。私は胸の中で語り掛けました「恐れるな、私は何んにもしな い」。私は身動きせずジットしていると、彼女はこちらにゆっくりと跳びだし、横2 mを跳ね抜けます。アスファルトを掻く爪音。それを横目で追いながら幸福な気持 になりました。アヽ脇の藪に逃げ込んで呉れなくて良かったと。

<世の中狭い>
 日本語感覚で「ナロウワールド」と訳したくなる所ですが、英語では「スモール ワールド」と云う様です。 村の英会話の先生(アイルランド女性)曰く。「ヨガを習いに、高田の寺へ行った。 ヨガの先生が云った、私の伯父も大島村に居ますと。名前は?・・ 知ってます、 私の生徒です。・・イッツ ア スモール ワールド!」。勿論英語で話しがありま した。ヨガの先生は私の姪でした。アイルランドの先生ビックリ、私もビックリ。 

<求職活動>
 3社目を訪問しました。面接し写真付き履歴書も出しました。ダメでした。 将来の年金減衰の不安を考慮し、高齢者労働が推奨されていながらも、65才に もなると相手にされない現況を体験中です。壮年者の就職を圧迫しない「条件 項目」を以って臨んでいる積もりなのですが。でも、また探して挑戦してみます。

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