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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2006年1月7日]

<謹賀新年060101>
 皆様お健やかに新春をお迎えの事と存じます。
昨年は小生にとって初めての極めて多くの方々と身近に交わりを頂けた年でした。自然案内で同道した児童生徒さん方、研修会、同期会、田舎体験会、教会の方々・・。今年はどういう展開が与えられるか楽しみです。
新年がどなた様にも平和で平穏な年となります様、お祈り申し上げます。

<除雪車同乗記>
 昨年末の数十年振りという記録的な、「12月豪雪」には往生しました。
たまたまこの時期、「除雪車助手」として「深夜から」の勤務となりました。勤務をバックアップする家内共々雪国の厳しさを身を以って体感しました。当地の除雪作業従事者は、村民の交通インフラ確保の為、文字通り寝る間を割いて「仕事」をしています。頭の下がる思いのする現場です。

<雪積もりて天に至る>
 日に5-60cm降る日がこうも続くと、日課の夫婦二人での雪堀作業では機械併用とはいえ、とても追いつけません。雪を放り投げると電線に当たる程うず高くなってきました。今の積雪深= 3.5m程 かな?
屋根からの落雪が加わり、今冬も我家一階は既に数回雪に埋没しました。

<心に太陽を、一階に陽光を!>
 地面から一階天窓までの我家の高さは ≒3.3m。当然、昼なお暗き居間台所かな。せめて居間だけには陽の光が欲しい−1尺の空間でも良いから。毎日その為に雪堀りをしています。

<朝から風呂を沸かします>
 入らないのに沸かします。裏のボイラーの煙突が雪に埋まり、排気ガスが台所に逆流します。それ故ボイラー排気熱で煙突回りの雪を溶かそうとの算段です。表の雪掘りが一段落したら裏に向かう間の「暫定処置」です。
今日も明日もと雪が降り続くと、「賽の河原・現世版」です。

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