[2009年1月31日]
<年中行事/正月>
元旦は各戸主が集落センターに集まり年賀式と乾杯。
小正月は総出で賽の神の塔を作り夜は火祭り、イカと餅を焙る。又の夜子達中心の鳥追い行事。誰かがどれかの行事の主役脇役支援者観客になり傍観者は居ない。
都会のマンションなら1棟に満たない程の集落戸数で、長年維持継続されています。根幹に流れる先祖伝来の習俗伝統の底力を見る思いがします。
<冬の朝>
降り続いた雪も止み眩しい陽光に目覚めた凍てつく早朝、心弾んで玄関を出ます。
原住民の足跡がある!ウサギ、タヌキ、テン、ん?大きいのは何だ。これだけ多いのは珍しい、彼らの交通要所かも。
雪化粧のヒマ
ラヤスギ、メタセコイア、ナナカマド。朝日が昇ると融け落ちる一時の艶姿。雪片結晶の夫々がキラキラ光る雪原。杉の繁みでカケスが一声ジェー。飛行機雲が一本音もなくゆっくり西へ伸びてゆく。抜ける様な紺碧の空。
<希望の象徴/必然の奇跡>
米オバマ大統領の就任演説の全文を読み、感動を覚えました。
素晴らしい理想、理念、信念、寛容、多様性体現、カリスマ性・・・。一国の政治の枠を超え世界の国境を越え、多くの民の心根を奮わせるメッセージと感じました。
同時に歴史には経綸する絶対主体があり意思と指向性があることも実感させられました。何人もこの希望を壊さないで欲しいと祈ります。
(写真は、原住民の足跡・雪化粧)