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文/植木 務(上越市大島区田麦在住)

[2009年3月1日]

<渡り鳥>
 季節の移り変わりに適地を求めて地球を大移動する、渡り鳥。
アラスカから赤道を越えニュージーランドへ8日間ノンストップで旅する鳥もいるそうです(オオソリハシシギ)。何を頼りに方向を知るのでしょう。眼下の地形、太陽の方角、地球の磁気? 夜なら地形も太陽も見えない筈、昼なら赤道で太陽の位置は逆転する筈。方向音痴の私には鳥の天性は驚きです。

<オソロシ、オソロシ>
 田麦地内で雪道運転中に車が急に右回転し反対車線を通せんぼ。偶々対向車も後続車もなく、私も車も無事でした。こういう事があり得るので3−40km/hで走っていましたが、U字型大曲りで轍を外れました。スリップ時は急ブレーキを踏まない・ハンドルは逆に切ると知っていても、瞬時は駄目でした。

<年中行事/2月>
 冬終盤の田麦は「あさひ雪あそび」(田麦は昔、旭村の一集落)。周辺道路数キロは、小カマクラや竹筒に蝋燭を燈したキャンドルロード。日暮れ開店の屋台村に、ぜんざい、串焼、うどん、たこ焼、山菜料理、お酒、福引・・・。
夜は雪舞台で、唄・踊り・詩吟・三味線・謙信兼続珍劇など笑いと感動の手作りショー。フィナーレは打上げ花火とナイヤガラ、光と音の饗宴は雪原を照らし野山に響きます。赤々と燃える幻想的な焚き火サービスが、都市からの多くの観客や村人の心をほんわかと暖めました。
(写真は、会場作りと雪舞台ショー)

 

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