[2010年7月1日]
<「師」あり遠方より来る、亦楽しからずや/論語・学而第一>
田通前号「ブッポウソウの幸先良い予感」が的中。自然案内の大御所先生が、県北から当地公民館での講演に来られました。私を「ガイド?」の迷路に陥し入れた「師」です。公務終了後拙宅で少休止、先生ご夫妻・小生家内共々、数年振りの再会喫茶歓談の一時を温めさせて貰いました。
<ホタルブクロ(キキョウ科)/近縁種 =ヤマホタルブクロ>
前日は 1つもなかったのに翌日は一斉に 65も咲き、驚きました。株も違い成長もまちまちなのに、なぜ「一斉開花」なのか? 時間差開花の方が普通の様に思うのです(蕾はまだ多くある)。ともあれ短い命の最適条件感知力は鋭敏にして反応敏速と、今更乍ら気付かされました。
(写真は、一隅に群生
6/27撮影)
<シロツメクサ(マメ科)/近縁種 =ムラサキツメクサ(アカツメクサ)>
幸運の「四葉のクローバー」でお馴染です。春から晩秋まで咲いています。茎は地を這い下には根、上に葉と花を伸ばし、白い小花が集まって丸く見えます。花は房の下側から順に咲き受粉すると垂れます。一つの房で結実・開花・蕾が時間差で進み、更に茎は元から先へ伸びながら、次々と花を付けています。いっきに咲かすエネルギ−を分散している感じです。
この乾草が、江戸時代にオランダからガラス器運送時の緩衝材に使われたので「白詰草」と書き、世界では牧草として繁茂しているそうです。