[2001年3月27日]
<録画しました>
3/25日夜、NHK−BS7、7:25−9:30pm、「千人の力」。大島村も出場しました(田麦通信010204)。
「我楽多コンサート/春よ来い」を、ドンブリ、コップ、まな板・・などで演奏しました。テレビの中の私共は遠景で自分でもわかりずらく、顔はチョットも映りませんでした。期待していたのに残念。でも番組の、録画は=OK!でした。
これには村の住民の四割が出場しました。平均一世帯一人以上が参加しました。ここで収録したCDは、村内全世帯に届けられる事になっています。村の一大イベントでした。
<投票は棄権>
先のNHKの番組では、電話投票などでグランプリが決定される事になっていました。一票でも多く大島村に投票されることを、事前に当地ではその筋より希望されましたが、私は投票しませんでした。
これでは住民の多い土地のイベントが有利でしょう。「企画に異議あり」です。公平にするにはその地の住民は投票できない、その範囲は市町村とする、でも依頼を受けた都市部からの投票は?チェックは?・・といったテクニックの問題ではないのです。
感動を売物にする企画ならそもそも順位決定は邪道でしょう。NHKに此の点の異議メールを致しましょうか。私のヘソは生まれつき曲がってついている様です。
実は、なにやら地元への利益誘導を期待して、「有力」な国会議員に投票するに似た「心の動き」に自らを恥じたが故です。「お楽しみ番組」ですから、これでは大人げない、肩肘を張り過ぎですネ。
<感謝、感激、感涙、拍手>
番組を拝見中、大島村は緒戦で破れたので、その後の放映は見るに疲れそろそろ「拝見停止」。家内は台所の片付けに席を立ち、私も歯磨きへ。所が、番組放映をそのままにしていると、大島村は敗者復活戦で勝ち進み、決勝戦では何んとダントツで「全国優勝」、流石は「NHKの企画」。
私は画面に戻りながら感涙して家内を呼び、家内は台所から出てきて、拍手拍手拍手!芦屋からは「祝電話」は来るは、私は村の立役者に「祝電話」をするは、「祝杯」を上げによばれて出駈けるはで、大いにその夜は楽しませて頂きました。
「我が村」の不利な仕掛けにヘソを曲げ、優勝には雀躍している自分を眺めて、またまた飛躍しますが、新世紀の世界の不安材料の一つである「民族主義」の台頭、紛争に対して、私にはこれをコメントする資質が無い事を、この度の事で思い知らされました。