[2001年4月21日]
<返信感謝>
前便「田麦通信010408」の中、下記に関して返信を頂いていますので、転載させて頂きました。
<春鳥>について /大島村・高橋さん より
ホホジロ:自分では「ホオジロ」と呼んでしまいます。確かに、「ほう」ではなく、「頬白」ですね。
シジュウカラ:自分には「ツツピーツツピー」に聞こえます。人なつこくて、鳥を身近に感じさせてくれるきれいなヤツですね。(ネクタイが律儀なのですが、始終空?(シジュウカラ=空・何時も空色)
ヤマガラ:地元の鳥の中では、自分では一番気に入っています。派手さは無いけど、とてもきれいで。シジュウカラに近い人なつこさがありますよ。(植木様は見たことが無いと書かれていましたが、お勧めの「方」です)
アトリ:今の時期が限界でしょうか?もう会えなくなりそうに思います。すずめみたいな集団が印象的ですね。
キジバト:当地では、「ドテポッポー」というのが定説(?)です。
セキレイ類:上記同様当地においては、「チンチンドリ」と言う人が多いです。(お尻を振ってチンチンと音がするようです)・・・自動車に巣を作ってしまうのが・・・困るけど。
今回無かったのですがアイラインの印象的な「メジロ」や綿をまとった「・・・・」(名前を忘れました)もいいですよ。
まだ、いっぱいあるのですが今晩はこのくらいしか浮かんでこなくて(鳥たちに)申し訳ないと思います。
春を待っているのが自分たちだけではない事、感じますね。
<春・>について /豊中市・小泉さん より
英語のspringにかかわる言葉ですが、単語レベルで辞書で引いただけですが、
spring flowers (春咲きの花)
spring rains (春雨)
spring beauty ({植}スベリヒユ科クレイトーニア属の草の総称)
spring chicken (青二才、うぶな女、小娘)
spring cleaning (春の大掃除)
spring fever (春のものうい感じ{憂うつ病})
spring tide (青春)
spring time (青春)
spring onion (早取りたまねぎ)
spring roll (中華料理の春巻き)も面白いと思いました。
やはり春と何か関係あるのでしょうかね。
springless (ばねのない、元気のない)春とは関係ないですね
などが載っています。文学作品の中にはもっとspringに関しての表現があるかも知れません。また何か気がつきましたらお知らせしましょう。
小生、因みに<秋・>をひろってみました。約47語ありました。
解り易いのは、秋雨、秋月、秋霜、・・ 。
馴染みの少ないのは、秋蛩、秋刑、秋斂、・・ 。
<春・>が58語以上でしたから、辞書では「春」が多い様です。
一国語の語彙の多寡は、民族的情操の指標でもありましょう。でも漢字には大陸の感化もありますから、むしろ「訓読み」の、<はる・、あき・>の方がより日本的心情を表現しているかもしれません。
「田麦」に来てからは格段に「春」についての情が心中に醸しますので記してみました。昔の日本は全体的に今よりも冬が寒かったのでしょう。