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文/植木 務(大島村田麦地区在住)

[2002年9月23日]

<ご無沙汰お侘び>
 時期はずれですが、残暑お見舞い申し上げます。
身勝手な「田麦通信」も、永らくご無沙汰をいたしました。

<此夏記/02>
 小生65歳を過ぎましたが、未だ元気に会社勤めをしています。
同じ労働でも昨年よりも一段と加重を感じ今夏は特に「応えました」。
 夏は暑いから働けば汗をかくのは当然です。
でも、汗の出方に我ながら異常を感じました。疲れる夏でした。

<神輿造り>
 5月−7月までの3ケ月弱、今年も「神輿造り」のメンバーでした。
勤務後、毎夜8-10時過ぎまでの軽作業。メンバーが揃わずに流会もかなりあったものの、時間の「拘束感」に疲れました。
 盛夏前これでほぼ「疲労感」が決定的になった様に思います。

<火事2件>
 田麦でこの夏、近隣で2件の火災が有りました。
 ここ大島村では、何かにつけて隣組組織が今でもはっし健在です。
全村の消防団員は夫々の仕事中でも業務を脱し駆けつけます。
部落の人々も馳せ参じ、初期消火に協力します。
鎮火後の慰労会のため、数十人の席の準備が同時進行します。
急遽短時間のうちに総出です。村は「自衛自処」の体制なのです。

<稲刈り>
 田麦では今、稲刈りのシーズン。農繁期です。
今年はこの時期になって「雨」が多く、農家は困っておりましょう。

<実れる田の面>

    実れる田の面(も)は 見わたす限り、
        穂波のたちつつ    日陰ににおう、
           垂穂(たれほ)は色ずき 敏鎌(とがま)を待てり、
           いざいざ刈らずや、    時すぎぬまに、
        しののめと共に    とく起出でて、
        暮果つるまでも    刈らしめ給え、      <賛美歌504>

 

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