[2003年03月01日]
<此冬期03>
3月の声を聞くと、もう「冬は終わったかナ」という気が致します。
まだ「ドカ雪」は覚悟せねばなりませんが、それにしても楽な「冬」でした。
此冬の最大の恵みは雪降りが長続きしなかった事です。3日降っては4日止む。
止み間のあいだに、家廻りの雪処理が出来た訳です。積雪量は最高でも、2m迄
はいっていなかったと思います。因みに今日の積雪計は、135cmでした。
<煙突カヴァー>
去年活躍した台所の「煙突カヴァー」は、今冬は出番がありませんでした。
昨夏、家の北側の山を3m程削り、そこに消雪用の「池」を掘りました。
そのお陰げで今年は大助り。めずらしく小雪であった事と相俟って家の一階部分
も雪で窓が埋まる事はありませんでした。勿論日頃の除雪は怠りませんでした。
<雪まつり>
札幌が有名ですが、田麦でもやっています。雪像ありショーあり屋台あり花火あ
り。暗くて寒い冬。雪の重圧。この「マイナスイメージ」を逆手に取り、「プラス」
にしようとの、地域の懸命な「発想」の成果物でしょう。
俄造りの雪の舞台では、プロ級の民謡、三味線演奏、寸劇、ゲーム・・などなど。
家内もメンバーと共にグループダンスに参加しました。
<スノー キャンドル ロード>
細長い村の南端から北端まで、ローソクの光の帯で連ね、雪国の夜の「幻想味」
を演出しようという、村のイヴェントです。「雪まつり」の夜でした。
大島村は直線距離で20km。5m間隔に灯したとして4000本。道の曲折を加味
し一部の両側部分を加算すると、灯した明かりは6000? 私の勝手な試算です。
霙降るなか手をかじかませて、私も約2時間、分担箇所を1本々々点火しました。
<「小人閑居して・・」>
2月末日で、当地の「ゆきぐに森林組合」を、「定年退職」致しました。
5年少々働かせて貰いました。65を超えて、今では66歳の方が近くなりました。
関西の別の企業での在職期間と合わせると約46年間働き続けた事になります。
これからは、「・・不善をなす」事のなき「林住期」を模索していこうと思います。